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HOME > 各店舗のニュース > 美容師さんも勘違いしてるパーマの真実。なぜ思った通りにパーマがあたらないのか??その3
2017-06-01
先日、上の娘の運動会を見に行った。
上級生の騎馬戦。
騎馬が相手の騎馬の足払って倒してる子は1人もいない。
(私は上級生でも足払いしてたなと思いつつ)
自分たちの時代は極悪だったのかな??
今の子がおとなしいのか?父兄がうるさいのか??
少し物足りない騎馬戦でした。
さてさて本題。
いつも出てくる最新パーマ液。
「新しく出た薬で、」「お試しキャンペーン中です」
などなど。
ま、時代によって求められる質感が違うので保湿剤が多めに入ってたり
で仕上がりの質感が変わったりなんかはしますが。
パーマの薬の本質は変わりません。
簡単にパーマ液の正体をば。
ロット巻いてから始めにかける薬は還元剤。
髪の毛の中のつながりを1回切ってしまう薬。
還元剤はいろいろありますが
基本 RSH と表します。
Rの部分がいろんな種類があって一般的にはRの部分の違いで
優しいお薬とか認識されてるようです。
が、この RSH 君このままではパーマをかけることができません。
RSH君にアルカリ剤を与えないと働かないのです。
(一部酸性域でも働く物もありますが、高価だったり
使える毛質がかなり限定されたり、においがきつかったり
するので除外します)
RSH君にアルカリ剤がくると
RS- と H+に分かれます。
このRS-君が働いて初めて髪の中の結合を切り始めるのです。
だがしかし、このRSH君がアルカリがきても全員が分かれてくれません。
大体半分のRSH君が分かれてくれるのがpH10.4です。
pHが高くなればより還元力の高い強いお薬となります。
ついでにアルカリが髪に付着するとキューティクルが開いて
髪の内部に浸透しやすくなるので
毛が固くて太い人はある程度アルカリが高くないと
そもそも薬自体が髪の中に届きません。
逆に痛んでる毛は薬つける前に開いてしまっているので
即浸透して内部に反応します。
痛み過ぎている毛はそもそも反応する中身がほぼないので
パーマが当たらずぼそぼそになります。
ストロー出してしまった後の袋みたいな感じになります。
RSH 君の濃度は、法律と。それ以外に業界の自主規制で決まっています。
チオグリコール酸がメインに使われた歴史が長いので
チオ換算。で何%とか言いますが。
なのでパーマ液の個性??
は還元剤の濃度とアルカリの強さに2種類の要素によって決まります。
さてここからパーマ巻く前に毛先に付ける薬。
何種類もいろいろつけて。
それが悪いとは言いません。
がつけてる理由を補修だとかメーカーに説明受けて
そのままお客様に伝えるのはいかがなものかと。
痛んでると薬が浸透しやすい。
なら浸透しにくくすれば毛先に過剰にかかるのを防げる。
クリーム状のものを塗布してるときはそちらの効果が期待できます。
もし浸透してしまっても
アルカリのPHが低ければRSH君はRS-とH+に分かれられなくて
働けません。
てことは何かクリーム状のもの塗って。酸性水あらかじめ
痛んでるところにふっておけば同じ効果が得られる??
のでは??
ということです。
運動はできるが勉強はできない。
顔はいいけど背が低い。
不細工だけどすごく優しい。
貴女に合うの男性はどれですか??
この大学出てるからいい。
この薬がいいではないので
あった薬とロッドを選ぶのが難しいのであって。
薬の名前で惑わされるのはやめましょう。
ダメダメな薬もありますが、そもそも売れないので
ディーラーさんも持ってきませんし。
標準の薬をいかに使うかです。
ま、狭いチラシでお客様集めないといけないし。
ある程度仕方がないのかな?とは思いますが。